リラックスした表情で撮影する、とっておきの極意とは?
「履歴書の写真や服装はどうしたらよいか?」と転職希望の方からよく質問されます。
1)服装はスーツ姿で撮る
2)微笑んだ表情で撮る
3)写真スタジオか写真館で撮る
順にご説明します。
この記事でわかること
転職用の履歴書 写真の服装はスーツで撮影する!
履歴書の写真の服装はスーツ姿が定番です。
応募する企業によってはスーツ姿が必須ですが、最近はスーツ以外の服装で働ける会社や職種も増えたため、迷う方もいます。
もし、応募する企業がスーツ以外で働ける環境であっても、履歴書の写真の服装はスーツ姿で撮影しましょう。
ただし、応募する企業がカジュアルな服装で働ける場合には、シャツにジャケットという服装でもよいでしょう。
微笑んだ表情、口角を少し上げて撮影する!
履歴書の写真の表情はどうしても「かたい表情」になります。
「真面目な顔」がダメなのでは有りません(笑)。
しかし、40代の人材を採用する際「成果を出すこと」と同様、「会社・組織に溶け込める協調性」も重視します。
軽く微笑んだ写真は、柔和で意欲的な印象を与えます。
写真スタジオ・写真館で撮影する!
少しでもいい印象を与えるために、スピード写真ではなく写真館や撮影スタジオで撮影した写真を使いましょう。
プロの撮影なら「姿勢のゆがみ」「顔の角度」を調整してくれますし、表情が明るく見えるよう工夫してくれます
スナップ写真を切り取ったものはダメですよ。(念のため)
外見で判断する訳ではありませんが、写真は応募書類のイメージを大きく左右する重要なものです。
ただ、ほとんどの応募者は写真スタジオなどで撮影した写真を使用していますから、スピード写真やスナップ写真を使用した履歴書は、やはり印象面で「少々の減点」(笑)となってしまいます。
また「その程度の熱意なのかな?」という気持ちになり、ガッカリするのは確かです。
履歴書用写真の注意点
履歴書用の写真 主な注意事項
・ 3ヶ月以内に撮影した写真を使う
・スナップ写真の周囲を切って貼るのはNG。
・裏面に氏名を書き、糊でしっかり貼る(はがれる場合があるため)
・パソコンで書類作成した場合は、画像データを貼り付けて可。
(ただし現物の写真を貼れれば、更に良い)
写真撮影時のチェックポイント!
撮影は体調が良い日を選ぶ
体調は表情に表れるものです。
睡眠不足、仕事帰り、など疲れている時よりも、体調万全のときに撮影しましょう。
髪の乱れを直して撮影する
無地の背景の色合いによっては、髪の乱れが目立つ場合があります。
撮影の際は鏡でチェックしましょう。
濃い色の上着を選ぶ
上着や服は濃い色の方が、顔が引き締まって見えますので試してみてください。
淡い色の服は写真・顔がぼやけた印象になります。
眼鏡はまっすぐに
メガネをしている本人は気づきにくい点です。
写真スタジオのカメラマンに確認する、眼鏡の歪みを治しておくなどの準備をします。
女性のお化粧は色を控えめに
カラー写真の場合、実際よりも鮮やかな色合いに映ることが有ります。
目元や頬などの色使いは抑え目にした方が良い印象になります。
リラックスした表情で撮影する、とっておきの極意
40代の転職では、履歴書の写真といえど、良い表情で意欲的な印象を与えたいものです。
おすすめしている、写真館や撮影スタジオでの撮影のデメリットは、どうしても「かたい表情」になってしまうこと。
カメラマンに撮影されるとき、黙ったままではどうしても緊張が顔に出てしまうんです。
撮影の間に、カメラマンと話をしてみましょう。
「表情はこれで良い?」「顔は傾いてない?」など何気ない会話をはさむと、普段のリラックスした表情にもどり、良い写真が撮れますよ。
人事部長のまとめ
■ 履歴書の写真は加点要素にもなる
■ 服装はスーツ姿で撮影する
■ 微笑んだ表情で撮影する
■ スピード写真やスナップ写真は使わない
■ 写真撮影は体調が良い日を選ぶ
■ 女性は化粧の色を控えめに
■ カメラマンと話をしてリラックスする
写真スタジオや写真館での撮影は、スピード写真より少し値段が高いですが、応募書類の印象が大きく変わります。
充分に「もと」は取れますよ。(笑)