そのような方はぜひ読んでくださいね!
このページでは「書類選考に通る応募書類」を書くための注意事項と考え方をご説明します。
履歴書・職務経歴書など応募書類を書く前に、必ず意識してほしいことがあります。
転職活動はあなたを売り込む営業活動であり、応募書類はそのためのツールにほかならないからです。
転職活動の応募書類は「就活」とは違う!
40代の転職活動は新卒のときの就職活動「就活」とは全く違います。
「40代の転職者」と「新卒入社者」では企業が期待する内容が全く異なるからです。
また2000年代に入って以降、終身雇用制の崩壊やグローバル競争の中で、企業が転職者に求めるものも変わってきています。
転職者の応募書類も変化に合わせた書き方をする必要があります。
また、40代の方は、その会社に入社すれば「中堅社員」または「幹部社員」になりますから、経歴やスキルの重みを感じさせる応募書類にしたいですね。
40代の方に「好きな科目:世界史」なんて書かれてもガッカリするだけです。
応募書類の最大の役割は何か?
応募書類の役割とは何でしょうか?
あなたを理解してもらうこと?
経歴やスキルを正確に伝えること?・・・残念ながら違います。
応募書類の唯一・最大の役割は「面接の機会を得ること」です。
応募書類を作成するとき、意識はキチンとここにフォーカスを合わせることが重要です。
「自分の良い面も悪い面も両方書いて、私を理解した上で採用してほしい」という人がいます。
正直なことは素晴らしいと思います。
でも逆の立場で考えてみてください。
たくさんの履歴書の中から、マイナス面が書いてあるものは、あえて選びません。
まずは面接に進んで、その上で考えましょう。
応募書類であなたの魅力が伝わらない場合は、どれほど素晴らしい経歴・優れたスキルの持ち主でも、面接には進めません。
「会って話せば解ってもらえる」という自信があっても、書類選考を通らなければ、その応募書類は改善の必要があります。
逆に、応募書類のアピールに魅力を感じれば、募集条件に少々当てはまらなくても面接に進める場合もあります。
3種類の応募書類それぞれの役割がある!
応募書類は、それぞれの役割を意識しながら作成しましょう。
履歴書
基本的なプロフィールを記すもので、これまで在籍した企業の入社・退社の事実を記入します。
スペースに余裕があれば担当業務に関するアピールもOKです。
履歴書は、あなたの30秒CMとして活用しましょう。


職務経歴書
これまで、何をしてきたか?、何ができるか?、強みは何か?を端的に記載します。
職務経歴書は転職活動において最も重要な書類です。
求人票に要請がなくても提出すべき書類です。
職務経歴書はあなたの商品カタログとして活用しましょう。


添え状
添え状は、ビジネス文書として挨拶、書類送付の目的、同封物などを伝えます。
また「裏技」として、「履歴書・職務経歴書に書ききれなかった自己ピーアール」や「募集条件に満たない部分のフォロー」を書き添える、という使い方もあります。
ただし、あまり長い文章にならないように!
添え状は、あなたの15秒CMとして活用しましょう。

志望動機書
応募書類の中に「志望動機書」の提出を求める企業が増えました。
「志望動機書」は入社選考の大きなポイントとなるので、志望動機とともにあなたの入社意欲も示して有効に活用しましょう。

まずは求人情報・求人票をよく読むこと!
まずは求人情報・求人票を熟読することが重要です!
求人情報には、企業がどんな人材を求めているのか、条件が書かれています。
良い人材が集まってくれるように採用担当者が一所懸命に考えて記入しています。
その求人情報・求人票を読んだ後には、自分の経歴スキルの棚卸を踏まえて、どのように自分の経験や強みが活用できるか考えるのです。
応募書類は、あなたの回答用紙!
応募書類とは「企業の求人条件に対するあなたの回答用紙」のようなものです。
募集条件にいかに自分がマッチしているかをアピールするのが応募書類なのです。
・条件に当てはまらない上、対応策が書いてない応募書類
・条件はOKでもアピールが的外れの応募書類
などは、面接したいと思わない、残念な応募書類です。
人事部長のまとめ
・「書類選考が通らない!」という人は要注意!
・転職活動の応募書類は「就活」とは違う!
・応募書類の唯一・最大の役割は「面接の機会を得ること」
・3種類の応募書類それぞれにピーアールする役割がある!
・応募書類は求人情報への回答用紙である!
応募書類の唯一・最大の役割は「面接の機会を得ること」を忘れないように!