転職活動全体に迷いが無くなり、自信が持てる方法!
30代後半~40代の転職を成功させるには、これまでの経験を活かすことが重要です。
これは業種や職種を変えて転職したい方もまったく同様です。
そのため、あなたの「経験・スキルの棚卸し」をしてみることをお勧めしています。
でも、後で必ず、その効果が分かります!
転職活動の成否を決めるとも言えるワークです。
だまされたと思って、必ずやっておきましょうね!
30代後半~40代の転職を成功させる必須事項
転職活動の初めに「経験・スキルの棚卸し」を行うことはとても重要なので、3つに分けて、1項目1ページずつ説明します。
1. 経験の棚卸し:「自分が出来ること、強み」を知る
2. 興味の棚卸し:「自分がやりたいこと」を知る
3. 価値観の棚卸し:「絶対に譲れない大切なこと」を知る
これが出来ると「応募する企業選定」「応募書類の作成」「面接」「内定後の対応」など転職活動全体の判断に迷いが無くなり、スムースに進められます。
・転職する
・起業する
・今の会社でステップアップする
経験の棚卸しを具体的に見てゆきましょう。
経験の棚卸しのやり方
経験の棚卸しは、自分の「出来ること」「強み」を知るために行います。
転職活動は「自分を売り込む営業活動」です。
あなた自身を商品として、どんな特徴やセールスポイントが有るのか明確にするために棚卸しを行います。
実際の「経験・能力・知識」に沿って考えてみましょう。
次の表を作って、経験の棚卸しをします。
過去の成功例を振り返って、自分のポジティブな面に焦点を当て、注意深く考えます。
1つ1つ真剣に経験を振り返れば、今まで気づかなかった、たくさんの能力・長所・個性、そして新たな可能性も発見できるはずです。
女性は専業主婦の期間も経験・スキルの棚卸しに加えましょう。
これまでの経験のポジティブな面に焦点を当てて考えます。これからの仕事選びのためにこの作業は重要です。
これまでの経験を思い起こして、そのときどのようなの能力を発揮したのか?会社にどのような貢献をしたのか?なるべく具体的に考えるのがコツです。
経験の棚卸し 2つの重要ポイント
ヒューマンスキルを出し切る
「経験の棚卸し」で重要なのは上記表の「ヒューマンスキル」まで出し切ることです。
通常、転職活動には上記表の「テクニカルスキル」部分が重要と考えてしまいがちです。「今までの経験を活かして・・・」の根拠となる部分です。
しかし場合によっては「テクニカルスキル」ではなく「ヒューマンスキル」で転職先を選べることもあります。
分かりやすいのは、転職で未経験な仕事にチャレンジする場合です。
使えるテクニカルスキルが無い(少ない)のですから「ヒューマンスキル」が重要です。
また、複数の応募者の中から誰を採用するか決めるような場合、人事担当者は面接であなたの「ヒューマンスキル」を見ようとしています。
「ヒューマンスキル」だけで面接に合格するケースもあります。
あなた自身の強みとしてセールスポイントになりますよ。
エピソードが重要!
経験の棚卸しでは「自分の強み」とともに「エピソード」を出しておくことも重要です。
自分の振り返りにもなりますし、必要に応じて面接の場面でもすぐ話せます。
ほんのチョットしたことでも良いのです。
例えば「私は健康です」というだけでなく、
「毎朝ジョギングをしています」とか「水泳を始めてから風邪も引かなくなりました」など加えると面接でも話が広がります。
実際の面接でどれを話すかは面接の流れによりますが事前に「棚卸し」しておくと安心ですね。
小さなことでも良いのでポジティブに!
あなたにも必ず、他の人にはない特徴があるはずです。
人事部長のまとめ
■経験の棚卸しでは「自分が出来ること、強み」を知る
■経験の棚卸しの重要ポイント
・ヒューマンスキルを出し切ること!
・自分の強みとともにエピソードも出すこと!
照れくさい作業ですが、後で非常に重要になりますから手を抜かないように!(笑)
次の興味の棚卸しでは更に一歩踏み込んで、あなたの「出来ること」「強み」が転職で活かせるようになります。