男女を問わず40代のビジネスパーソンには「会社を辞めたいけど・・」「転職したいけど・・」と悩んでいる方が多いもの。
そんな皆さんにどうやって自分の気持ちを明確にしたらよいか?をご説明します。
転職活動の前に確認する!
転職に成功するためには、転職活動を確実に進める意思とエネルギーが必要です。
「いちかばちか」の転職活動ではなく、きちんと準備をして取り組みましょう。
そのためにまず「自分の気持ちを明確にする」ことです。
自分の気持ちを明確にする!
40代のビジネスパーソンに悩みは多いもの。
仕事の責任は重くなり、上司や部下との人間関係に悩み、愚痴やボヤキが出ることもあります。
「いっそ転職すればイヤな上司やムカツク同僚に二度と会わなくてすむ」と考えたことはありませんか?
逃げ出すための転職をしても、問題は解決しないのです。
転職の成功に不可欠なものは、
「(前職を)辞めたことを絶対に後悔しない」ことです。
辞めたことを絶対に後悔しない
どんな会社に転職しても、あなたの仕事ぶりやパフォーマンスが変わらなければ、実績も状況も改善しません。
また転職前にはイヤだと感じた上司や部下との間にも、長年の間に積み上げてきた「信頼関係」やあなたの「実績」があります。
しかし転職すると、今まで積み上げて来た信頼関係は「ゼロクリア」され、新しい会社の一員としてゼロからスタートします。
これが転職の「大きなメリット」であり「最大のデメリット」でもあります。
転職活動を始める第一歩として「あなたの決意を明確にする」ために次のような確認作業をします。
そして転職する場合には、転職活動中から転職後までも、ずっとこの決意が役立ちます。
騙された(笑)と思って、是非やってみてください。
転職で後悔しないための確認作業
主体的に仕事をしているか確認する
あなたは、自分の守備範囲を勝手に決め込んで、その前工程も後工程も他人が上手くやって当たり前、と考えるようになっていませんか?
そんな人は「〇〇さんがキチンとやらないから出来ない」「〇□が無いから出来ない」など、原因を他人の責任に(他責)する発想から抜け出せません。
それよりも
・自分の守備範囲はこれが本当に最適なのか?(業務分担の見直し)
・自分の前工程、後工程の人とのコミュニケーションや連絡に不足はないか?
(新しい仕組み作り)
・「●●があれば(更に)出来る」という発想を持つ(業務改善の提案)
ポジティブな方向に発想を切り替えてみましょう。
職場の人間関係も変わり、あなたの存在意義も大きくなりますよ!
上司と前向きなコミュニケーションをしているか確認する
あなたは、酒を飲みながら上司を批判したり、アチコチで聞こえよがしに不満を口に出したりしていませんか?
「自分だったら、あんなやり方はしない!」と上司を切り捨てるのは簡単ですね。
発想や実践の方法が異なるから「批判」になってしまうのです。
そんな人には「上司の視点」で考える習慣を身につけるようお勧めします。
・チームのどこが弱いのか?
・どこに負担がかかっているのか?
・どうすれば改善できるのか?
きっと、あなたは上司にとって重要な部下になれますよ。
社内でできる制度を申請してみる
今の会社に、あなたの仕事のチャンスを広げられる仕組みがあるなら、積極的に活用しましょう。
もし社内FA制度がある会社なら応募してみましょう。
もし昇格試験がある会社なら受験する努力をしてみましょう。
退職の申し出と違い、社内の制度を活用するのであれば誰にも迷惑をかけないし文句も出ません。
「退職願」をハラハラしながら提出する勇気を考えれば、「異動願」を出す方がどれだけ楽でしょうか?
結果としてこれが、あなたの明るい未来を切り開くことにつながるかもしれません。
人事部長のまとめ
■どうやって自分の気持ちを明確にするか?
→辞めたことを絶対に後悔しない決意
■後悔しないための確認作業
1)主体的に仕事をしているか?
2)上司と前向きなコミュニケーションをしているか?
3)社内でできる制度を申請してみる
■転職をしても、しなくてもあなたのプラスになる!
そのときは「後悔せずに次のステップに移れる」と前向きに解釈して、転職活動を始めます。
次のSTEPでは転職活動はポジティブ思考と自己管理をご説明します。