転職活動中の心構えとして、「忘れてはいけない2項目」についてご説明します。
転職の心構えは「ポジティブ思考と自己管理」
「ポジティブ思考」と「自己管理」。この2つは転職活動の重要方針です。
もっとも、転職活動だけでなく日常生活や仕事、人生すべてにおいても大事ですよね。
でも、転職活動では最後まで、この2つが非常に重要なんです!
転職は「人生の節目」であり「人生を大きく変える」ものです。
また、正解がわからない状態で、進むべき道を選択します。
これは、会社や上司の方針に従って仕事をこなす、ビジネスパーソンの日常感覚とは少し違うものです。
まずは、前向きに考える「ポジティブ思考」そして、それを継続する「自己管理」。
特に転職活動の後半になってくるほど、この2項目が重要になってきます。
転職活動の心構え ポジティブ思考で転職を成功させる
転職活動の心構えとして一番大切な「ポジティブ思考」。
ピンチはチャンス!と考えられるくらい前向きに行きたいものです。
数ヶ月間におよぶ転職活動では、思いどおりにならないことも起きるかもしれません。
そんなときは、次のように考えましょう。
思いどおりにならない時こそポジティブ思考!
例えば、あなたが応募した会社で
・役員面接まで進んだのに、質問に上手く答えられず不採用になった
・人事が要求する日までに入社ができないため不採用になった 等
不採用になった直後は気持ちが落ち込むかもしれませんね。
しかし、面接中に起きたのと同じことは、あなたの入社後にも起こるものです。
たとえば、次のようなケースです。
不採用になって良かった会社、とは?
仮にその会社に入社できたとしても・・・
・役員とは相性が悪くて、いつも会話がかみ合わない
・こちらの意見を聞かず、せっかちな会社の要求でいつも苦労する
こんなことが続くと最悪の場合、短期間でまた転職(!)を考えるかもしれません。
だから、そんな会社には「不採用になって良かった!」と考えられる強い気持ちが必要。
会社の風土というのは本来、入社しないと分からないものですが、面接や入社選考など応募者と接するアチコチにも表れてくるものです。
落ち込んでいないで、「次の求人企業」に頭を切り替えましょう。
転職活動の心構え 自己管理で転職を成功させる
次は「自己管理」です。
転職活動中の自己管理には2種類あって、「心」と「体」の自己管理が必要です。
「心」の自己管理
先述のとおり、転職活動には「ポジティブ思考(前向きに考える)」が欠かせません。
しかし、長い間まじめに仕事をしてきた「優秀社員」の中には、上手く行かないと原因ばかりを考えてしまう人がいます。
それより「どうすれば上手くいくのか」「どうすれば成功できるか」を考えましょう。
常に「ポジティブ思考(前向きに考える)」でいられるように「心」の自己管理をしましょう。
「体」の自己管理
会社に勤務しているときは「始業時刻」や「退勤時刻」があるので、あなたの生活リズムも維持されています。
一方、転職活動では全てを「自分で決めて、自分の意志で行動する」ことになります。
「いつまでに転職する」のか決めて、そこから逆算方式で月間目標、週間目標を決めて「日々の行動目標」を立てましょう。
ただし、実際の転職活動が計画どおりに進まなくても、イライラしてはいけませんよ(笑)。
既に退職している方は、まずは「朝の起床時刻」と「夜の就寝時刻」から自己管理を行いましょう。
だらだらと過ごしたり、夜型の生活になったりせず、規則正しい生活リズムを維持するように心掛けてください。
人事部長のまとめ
・転職の心構え 「ポジティブ思考」と「自己管理」
・思い通りにならなくても「ポジティブ思考」
・「心」と「体」を「自己管理」
コップに入った半分の水を見て、あなたはどう思う?
1. あと半分しか残っていない!
2. まだ半分も残っている!
転職はポジティブ思考(もちろん2)で行きましょう!
そして「心身の自己管理」もお忘れなく!
次は「経験とスキルを棚卸しする」をご説明します。