外資系企業に転職-私の体験談 PR

日系企業と外資系企業の違い ~コミュニケーションの違い

外資系企業のコミュニケーション
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日本の企業に15年間勤務した後、私は40歳を前に外資系企業に転職しました。
ちょうどその日本法人の立ち上げ時期で、そこに大きなやりがいを感じたからです。
入社と同時に総務人事の責任者となり、精一杯仕事をして結局20年以上勤務しました。

まこと部長
まこと部長
私が感じた日本の企業と外資系企業の違いについてお話しします。

文章が少し硬くなってしまいましたが、事前に理解していないと短期間でまた転職することになってしまいます。もちろん外資系企業で働くメリットもたくさんあるので、ぜひお読みください。

日本の企業と外資系企業の違い

コミュニケーションの違いを理解する

日本人の日常会話の内、次にあげるような日本独特の表現は、海外の本社との連絡や本社から派遣されてきた駐在員とのコミュニケーションには、(当たり前ですが)まず役に立ちません。

1)表現の違い

日本語の日常会話には実にあいまいな要素や表現が多いものです。
例えば
・ぼちぼち、少々 ・・・・・・・・ 定量的に分からない
・(そんな気が)しないでもない・・・するの?しないの?
・無きにしもあらず ・・・ 有るのか無いのかわからない

2)美学の違い

・謙遜や謙譲など日本的な美学といえるもの
・男(女)はこうあるべきという考え方(意地?でしょうか)

3)日本人同士の「あうん」の呼吸で成り立つような会話

・つまらない物ですが ・・・ そんな物を持ってきたの?
・非力ですが頑張ります ・・ 非力じゃない人に交代してほしい

これらは多分、商売を繁盛させたり争いを避けたりするため、相手の立場を思いやり、断定することを避けて、長い時間をかけて日本に定着した表現方法と思います(私見です)。

つまり駐在員のように「日本に来たばかりの外国人」には、すぐには理解してもらえません。仕方のないことです。

コミュニケーション・ミスを回避する秘訣

これらのコミュニケーション・ミスを回避する秘訣として、私が心がけたのは、
これを英語で言うとどう表現するだろうか?と(頭の中で)考え、日本語のアイマイな部分を明確にしてから伝えるように心がけました。
否定なのか肯定なのか?有るのか無いのか?良いのか悪いのか?やるのかやらないのか?などハッキリ考えてから話す必要があります。

まこと部長
まこと部長
英語圏以外の外資企業でも有効でしょうし、学生時代の英語力だけでも使える方法と思います。

コミュニケーションの違いを理解したら、次に日本法人の役割を理解する必要があります。

それについては、日本法人の役割を理解するでご説明します。

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