面接が下手な面接官・・・意外ですが、けっこう多いのです。
だけど「面接がヘタな面接官」がいる会社も捨てたものではありません。
面接で話が噛みあわず、
- 事前準備をしっかりして面接を受けたのに、全然アピールできなかった。
- お互いに「不愉快」になって、おかしな雰囲気で面接が終わった。
こんな番狂わせは絶対イヤですよね?
応募者はどう対応したら良いのか?
そして、「面接がヘタな面接官」の会社って良いかも?というお話をします。
面接が下手な面接官と上手な面接官
面接官にも、面接が上手な人と下手な人がいます。
中途採用の面接官は、ほぼ現場のマネージャーです。
採用担当者と一緒に、業務スキルを審査するため面接に参加しているのです。
面接が下手な面接官とは?
現場のマネージャーは担当業務には精通していますが、面接については専門的なトレーニングを受けていません。
「部下との面談」などの経験を応用して、面接に臨んでいるケースがほとんどです。
応募者の長所や業務との接点をうまく見出してくれるとは限りません。
面接が上手な面接官とは?
面接官である、現場のマネージャーが採用面接が上手だったら・・・
応募者の長所や業務との接点をうまく見出して、話も発展するでしょう。
「面接が上手な面接官」だった場合も注意が必要です。(後述)
面接が下手な面接官の例
下手な面接官のタイプは色々あります。
「せっかく話したいことをまとめてきたのに面接官が引き出してくれない」 という状況を回避できる対策をお伝えします。
紋切り型の面接官
このタイプは「面接評価表」に書かれた項目、自己紹介、転職理由、志望動機などのチェック項目を上から順番に聞いていくだけの素っ気ない人。
しっかり聞いているのか怪しい(?)人もいます。
粗探しをするような面接官も!
まるで応募者の「粗探し」をするような面接官もいます。
応募者の話の細かな点に、ツッコミを入れる。
または「そんな理由で退職するんですか?」などと反論してくることも。
面接が下手な面接官への対応方法
1)「紋切り型」の質問に対して、同じように紋切り型で答えてしまう。
2)「粗探し型」の面接に、ついムッ!としてしまう。
など雰囲気が悪いまま面接が終了すると、不合格の可能性が高まるだけです。
これらのタイプの面接官には、質問に対する答えを、経緯や背景も含めて誠実に丁寧に伝えることを心がけましょう。
考えたり、悩んだりするのは「合格した後」で良いのです。
面接官は面接が下手な方が良い?
面接が上手いのは退職者が多いから?
現場のマネージャーの「面接が上手」である場合、考えられるのは
「マネジメント能力がかなり高い」又は「中途採用に慣れている」のいずれかでしょう。
「中途採用に慣れている」場合、「会社の業績が良く、人手不足」の場合もありますが、「退職者が多い」とも考えられます。
あなたの活躍の場が広がるのでは?
転職者を採用する面接官というのは重要な仕事です。
社内でも信頼されている人が担当します。
ひょっとすると、その面接官はぶっきら棒に見えても、優秀な人かもしれません。
あるいは「面接が下手」なのは、面接官も緊張していたのかもしれません。
あなたの上司が「ぶっきら棒」だったり「緊張屋」だったら、入社後はカバーする意味で「あなたの活躍の場」が広がりますよね!
ただし業務を行う上での「相性」は見極める必要もあります。
人事部長のまとめ
■面接官にも、面接が上手な人と下手な人がいる
■面接官は「面接が下手」だと思って準備をする
■経緯や背景も含めて誠実に丁寧に回答する
■まずはその面接に合格することに集中する
■入社後は「あなたの活躍の場」が広がる