面接の極意

転職面接の質問集 ~退職理由を教えて下さい

退職理由はポジティブに

面接でよく聞かれる質問集シリーズとして
「退職理由を教えて下さい」
について、面接官の本音と回答のヒントをご紹介します。

まこと部長
まこと部長
「なぜ転職したいのか」「なぜ辞めたいのか」 は面接で必ず聞かれる質問です。
この質問への回答は、合否の判断に大きな影響を与えます。

しかし、減点評価となることも非常に多いので注意しましょう。

質問した面接官の本音は?

面接官は何をチェックしたいのか?というと

・退職理由に正当性、 納得性があるのか?
・同じ理由で当社も辞めることがないか?

一般的には、「前の会社を円満に退職した(する)のか?」「前向きな考え方で転職活動をしているか?」「実務能力や人間関係に問題がなかったか?」を確認する質問です。

まこと人事部長の「さらに本音!」

仕事に対する考え方や職場に期待していることを知りたい

まこと部長
まこと部長
私なら、この質問で
「採用したら長く勤めてくれるだろうか?」
「自社の組織とマッチするだろうか?」を知りたいです。

どのような企業でも、完璧な労働環境はありえません。
採用しても将来、本人が再び転職を考えるようになってはお互いに不幸です。

転職には何かしらネガティブな要因があることは、採用担当者も了解済みです。

ただし40代の人の回答としては、本音をベースにしながらも、ポジティブな方向で退職理由(転職理由)を語ってほしいものです。

ポジティブな回答が出来るよう、事前の整理をお忘れなく!

質問に回答する際の注意事項

退職理由はポジティブに
繰り返しますが、この質問にはポジティブな方向で回答することが必要です。

というのは、初対面の面接官に「職場や同僚への不満」を話して共感を得るのは、非常に難しいことです。

まして40代の皆さんは役職に関わらず、職場の成果やムードの牽引役ですから、自分の位置づけを忘れて、単純に「不満」や「愚痴」を語るのは間違いです。

まこと部長
まこと部長
この質問に対する回答は一見簡単そうですが、特に40代の方にとっては減点対象となりやすいので注意が必要です。

ネガティブ発想に傾いた回答に対しては「当社で同じことが起きたらどうしますか?」と聞いてみたくなるのです。(笑)

回答に対する面接官の心配事項と対策

回答として代表的な5項目について、面接官が感じる心配事項について説明します。

・人間関係への不満
・会社からの評価に納得できない
・残業が多く体力的にきつい
・やりたい仕事ができない
・会社が業績不振で将来に不安

人間関係への不満

これは退職理由としてとても多いのですが、そのまま口にすべきではありません。

・当社でも人間関係がうまくいかなければまた辞めるのだろうか?
・人間関係がうまくいかないのは、この人に問題があるのでは?

と考えてしまいます。

面接での対策

この場合は、不満にはあえて触れず、「仕事内容」や「今後のキャリア」に目を向けて前向きな発想で希望を伝えると良いでしょう。

会社からの評価に納得できない

これも、上司や経営に対するネガティブな発言につながりそうです。

・本当に成果を出せたのか?
・自分の成果をアピールするのが下手なのでは?

と考えてしまいます。

面接での対策

面接官に対して、成果を「数値」で示し、納得できる「事実」を回答しましょう。
成果が数値で示しにくい場合は、別の退職理由とする方が良いでしょう。

残業が多く体力的にきつい

これも、きちんと数値で語らなければ誤解されやすい項目です。

残業や休日出勤については「多い」「少ない」などアイマイな言葉を使わず、「1日何時間」「月に何時間」など定量的に話しましょう。

・定時に帰りたいのか?
・ある程度なら許容できるのか?

面接での対策

面接官に、現職(前職)は「確かに多すぎる(退職したくなる)」と納得させて、新しい会社では、どの程度許容できるのかを理解させる必要があります。

やりたい仕事ができない

40代の人がこれを転職理由にする場合は、

・この人には、その仕事をまかせられないと判断されたのでは?
・で、いま担当している仕事はきちんとやっているの?

と考えてしまいます。

面接での対策

・担当している業務は、全力で取り組んで目標を達成していること
・次のステップと考える仕事内容が会社の事情で出来そうにないこと
を納得してもらえるように話しましょう。

会社が業績不振、将来性に不安

会社の業績不振を理由とする場合は、(それが社外にも周知の事実となっている場合は別ですが、)例えば同じ業界の会社の面接では自社の業績について軽々しく口にすべきでは有りません

まこと部長
まこと部長
転職した後も、当社の社外秘事項を外部で話すのでは?という疑念を持ちます。

また40代の中堅社員として、

・業績が悪いと真っ先に逃げ出すのか?
・業績回復のためにどのような努力をしたのか?

という疑念が生まれます。

面接での対策

30第後半、40代、50代まで含めて、管理の役職についている場合は、「責任を果たさずに逃げ出そうとしているのではないか?」という疑念を持たれないように説明しましょう。

ポジティブな将来に置き換えて語ってほしい

以上のように、どのような理由であっても「◯◯が嫌だから」というネガティブな言い方はしないようにしましょう。

「不満」が転職のきっかけであったとしても、40代のあなたなら「今後は◯◯したい」という前向きな目標に置き換えて説明できるはずですね。

ただし、ネガティブな言葉を避けようとするあまりに、抽象的な退職理由とならないように注意が必要です。

人事部長のまとめ

要点のまとめ

・「なぜ転職したいのか」「なぜ辞めたいのか」 は必ず聞かれる
・退職理由に正当性、 納得性があることは重要
・さらに「仕事に対する考え方や職場に期待していること」を知りたい
・面接でネガティブな動機を理解させるのはハードルが高い
・ポジティブな回答が出来るよう、事前の整理をお忘れなく!

まこと部長
まこと部長
40代は職場の成果やムードの牽引役であるからこそ、ネガティブな発言に収支しないよう注意しましょう。

退職理由や今後の夢をポジティブに語るほうが、あなたにもきっと良い効果が現れますよ!

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