40代 転職で失敗しない方法 PR

転職で失敗しない方法 ~役職にこだわらない

転職と役職
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まこと部長
まこと部長
転職する際に、役職や肩書に強くこだわる人がいます。

応募した会社にせっかく合格しそうな状況で、残念な結果にならないようにするアドバイスです!

ぜひお読みください!

「今の会社で課長だから、転職したらどうしても部長でなきゃ困る」
「部長になれないなら、入社しません」
という応募者は、経験上かなりいます。

皆さんはいかがでしょうか?

役職にこだわりすぎると、成功する転職も失敗に終わる場合があるので注意してください!

役職にこだわるのは何故か?

40代の転職者で、役職にこだわる人がいるのはなぜでしょうか?

  1. 業務の権限にこだわっている?
  2. 部下の数にこだわっている?
  3. 他人の目を気にしている?

が考えられます。

業務の権限にこだわっている?

最初のこだわり「業務の権限にこだわっている?」について。

課長、部長など役職者の権限は会社ごとにまったく違います。

課長は経費の決裁がいくらまで出来るのか?
部長はどの業務の実施可否を決められるのか?

課長、部長など役職者の業務権限に全国共通のルールなどありません。

まこと部長
まこと部長
役職者の業務権限は会社ごとに違うのです。

業務の権限で「役職にこだわる」は間違いですね!

部下の数にこだわっている?

また、当然ですが部下となる社員の人数にも、共通ルールはありません。

ある会社の「課長」の部下は40人、
別の会社の「部長」の部下は10人など、逆転していることもごく当たり前です。

まこと部長
まこと部長
役職による「部下の数」も会社ごとに違います。

部下の数で「役職にこだわる」のも間違いですね!

他人の目を気にしないこと!

まこと部長
まこと部長
転職者で役職にこだわる人は「他人の目を気にしている」からと考えています。

「他人の目を気にしている」としたら、誰の目を気にしているのでしょう?

今の会社で「課長であること」を知っている人たちですよね。

ご家族でしょうか?あるいは今の会社の人達に「転職して部長になった」と噂してほしいのでしょうか?

いずれにしても賢明な考えではありません。

まこと部長
まこと部長
転職先での役職にこだわり続けると、採用する側からは「考えが足りない人」に見えてきます。

転職するのは何のためなのか、原点に戻って確認が必要ですね。

転職で大切なこと、絶対にゆずれないこと、とは?

転職は入社がゴールではない

転職は入社がゴールではありません。

新しい会社に入社した後に、いかに多くの充実感・達成感を感じて仕事が出来るのか?が重要です。

上位の役職・肩書を得ること(例えば課長が部長になる)が目的ではありません。

役職者の役割とは?

課長、部長など役職者の役割は、大きく分けて次の2つです。
・業務で成果を上げること
・部下を掌握・育成すること

業務で成果を上げること

新しい会社に入社と同時に、いきなり部長になったとして、まず新しい会社の仕事のルールがわかりません。
取引先の情報や決裁ルールも身についていません。

いきなりリーダーになっても成果を上げられないばかりかPDCAすら回せないのです。

部下を掌握・育成すること

入社と同時にリーダーとなったら、既存社員からはどう見えるでしょうか?
なじみも無い、信頼感もない、「知らない人」から始まります。

当然「まずはお手並み拝見」の待ち姿勢になってしまいます。
「育成」などは、まだまだ先のお話です。

遠回りに見えても役職抜きで入社する方が良い!

まこと部長
まこと部長
会社の事情で、転職者に入社と同時に部門長になってもらった経験があります。

事前に事情を話して、本人も了承していましたが、やはりたいへん苦労をしました。

特に外資系企業においては、海外本社との連携で進める業務も多いため、先頭に立ってインターフェース役をこなすには、部下のサポートが有っても数ヶ月はかかります。

海外本社のリソース、日本側のリソース、その両者を活用しながら役割分担を明確にして、日常の業務に落とし込んでゆくのは、まさに役職者の醍醐味です。
日系企業においても、(海外本社のリソースこそ有りませんが)ほぼ同様でしょう。

しかし、業務において「お試し期間」や「ならし運転」はありません。

少し遠回りのような気がしても、まずは役職抜き(メンバー)で入社して、

・決裁方法など、新しい会社の仕事のルールを把握する
・取引先の状況を把握する
・チームに馴染み、信頼を得る

などの準備期間を過ごした上で、役職任命を受けるのが賢明です。

現場の課題を把握できるチャンスと考えましょう

課長・部長として部門を管理・統括する前提の入社であっても、まずはメンバーとして入社し、メンバーの視点で働いてみることをおすすめします。

業務の進め方やその課題点を観察する機会となり、「業務改善のネタ」を仕入れる絶好のチャンス!となります。

また組織やメンバーに溶け込むことができれば、各メンバーの人柄、メンバー間の人間関係など把握することも出来て、大きなメリットとなります。

まこと部長
まこと部長
また最大のメリットとして、他のメンバーからあなたに対する信頼を勝ち取るための良い機会とすることも出来ますよ。

人事部長のまとめ

要点のまとめ

・役職にこだわりすぎると、成功する転職も失敗に終わる場合がある
・他人の目を気にせず、原点に戻って考える
・転職は入社がゴールではない
・いかに多くの充実感・達成感を感じて仕事が出来るのか?が重要
・遠回りに見えてもメンバーとして入社するのも良い!

まこと部長
まこと部長
転職で「役職にこだわる」のはリスクが大きいものです。
そもそも、そんな人は「採用しない」という企業や人事担当者も多いはず。

また入社できたとしても、あなたが苦労しますよ(笑)。

「急がば回れ」を忘れないようにしましょう!